「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」のプレイベントとして、5月14日に筑波大学で開催されたテクノロジーと音楽のイベント「INNOVATION WORLD FESTA 2016」に出演された小室さん。今回はパフォーマンス集団白Aとのコラボレーションという、大変貴重なステージとなった。

このイベントでは、起業家の堀江貴文氏やジャーナリストの田原総一郎氏、理系アーティストのスプツニ子氏など各界を代表するイノベーター(革新者)たちのライブやトークセッションが催され、音楽とテクノロジーに関するスタートアップ企業のブースも多数出展されていた。アーティストパフォーマンスのタイムテーブルは当日会場で発表され、小室さんのライブはイベントの大トリであることが判明。

会場となった筑波大学の学生会館講堂は音楽イベントにも遜色ない立派なホール。舞台には大人の身長以上ある高さの台が組まれ、その上に「要塞」が設置されている。
19時を過ぎ、今回のメイン・パフォーマーといっても過言ではない小室さんの演奏を待つ観客でほぼ満席となった会場が暗転。ステージにはイベントのナビゲーターであるm-flowのVERBAL氏とプロデューサーのC Channel森川亮代表が登場し挨拶。今回のチケットがすべて完売したこと、来場者からの手ごたえを強く感じ、イベントが成功であったことへの感謝の意をスピーチし、小室さんと白Aの紹介へ。

そして「要塞」には…お待ちかね、小室さんの登場!会場からは歓声と拍手が沸き起こる。
期待と興奮の中…聴き覚えのある印象的なフレーズが繰り返される。1曲目はglobeの「MUSIC TAKES ME HIGHER」。新しいアレンジで鋭さを増し、現在の少し混沌とした世間の停滞感を払拭したいような、突き抜けたような曲に生まれ変わっていた。KEIKOの力強いボーカルもまるで小室さんが奏でる音色のひとつのよう。目が覚めるようなリミックスに仕上がっていた。昨年発表されたglobe20周年を記念したリプロダクトアルバム「Remode1」に続き、現在制作中と言われている「Remode2」が待ち遠しくなるようなインパクトで客席をひきつける。

小室さんのTweetより。
新しいアレンジの「MUSIC TAKES ME HIGHER」の「超ダイジェスト」動画はこちらから。
 
衣装部としては本日のコーディネートが気になるところ。小室さんはSaint Laurentのギター柄シャツをお召しに。このシャツは昨年10月に行われたavex life design lab主催の「秘密の会合」などでも着用されていたもの。シューズは初お目見えのシルバーでハイカットのスニーカー。ライティングにもキラキラと反射し、コーデのアクセントとして目を引くかっこよさ。メタリックカラーの靴は今年春夏のトレンドでもあり、さりげなくスタイリングに取り入れているのが素敵。

二曲目は5月9日に配信されたばかりの「a new lease on life」。この曲はJ SPORTSのイングランド・プレミアリーグ中継のエンディングテーマとなっており、アスリートのスピード感と戦いに臨む使命感が伝わるようなサウンド。プレミアリーグといえば、岡崎慎司選手が所属し、大活躍したレスターが初優勝という快挙を成し遂げたばかり。また、このライブ前日に、小室さんはJ SPORTSのサッカー番組に「ほぼ生」出演するなど、まさにタイムリーな演奏となった。

「a new lease on life」の「超ダイジェスト」はこちらから。
 
次のglobeの「Love again」で会場はさらにヒートアップ。続いて「Years Later」が流れ、VERBALのラップが会場内に響き渡る。2011年リリースのソロアルバム「Digitalian is eating breakfast 2」でVERBALと共作したこの曲。今回のイベントナビゲーターという大役を務めた彼へ敬意を込めての選曲だろうか。少しマニアックな選曲でコアなファンもうれしかったのでは。
そして「EZ DO DANCE」。今年1月公開されたアニメ映画「KING OF PRISM」の劇中に使用され、話題となったばかり。90年代のtrfの大ヒット曲であることを知らない10代、20代の若い世代からもSNS等で「EZ DO DANCEかっこいい!」と大絶賛されていたのが記憶に新しい。
続く「Get Wild」のイントロがスタートすると歓声とともに会場は総立ちに。ここで白Aが登場し、光と音を巧みに使ったダンサブルなパフォーマンスが繰り広げられ、盛り上がりは最高潮。イノフェスVer.にまた変貌を遂げていた「ゲワイ」。そのまま「Feel Like dance」へと突入し、光と音の競演は余韻を残し、熱気冷めやらぬままライブは幕を閉じた。

大学でのイベントということもあり、学生のお客様も多く、20代から5、60代と幅広い客層が見受けられたが、どの層にも響く名曲のパワーと新しいサウンド、そして白Aとのコラボレーションに小室さんの新たな創造性、次への展開のはじまりを見たようだった。そして、驚いたのは最後まで足のケガのことを全く感じさせない小室さんのパフォーマンス。ケガをされたことを知らない観客も多かったのではないだろうか?
音楽とテクノロジー、そしてイノベーションをテーマにした祭典のエンディングを飾るにふさわしい、未来を感じさせるようなライブだった。


2016.5.14 INNOVATION WORLD FESTA 2016 小室哲哉 feat. 白A 
 
Tetsuya Komuro’s Coordinate
Shirts, T-Shirts, Pants, Sneaker : Saint Laurent
Watch:Apple Watch
 


Set Lists
#1 MUSIC TAKES ME HIGHER globe
#2 a new lease on life Tetsuya Komuro
#3 Love again globe
#4 Years Later Tetsuya Komuro feat.VERBAL
#5 EZ DO DANCE trf
#6 Get Wild <INNOVATION WORLD FESTA Special Collaboration> TM NETWORK
#7 Feel Like dance globe


J SPORTS 15/16 イングランドプレミアリーグ中継エンディングテーマ
「a new lease on life」 配信中
 
iTunesはこちら
Apple Musicはこちら
レコチョクはこちら
 
ハイレゾ配信
moraはこちら
e-onkyoはこちら
 
 
AWA
"a new lease on life" by 小室哲哉 on AWA はこちら
 

※本サイトに掲載した写真、イラスト、記事の無断転載を禁じます。
CopyrightⒸ2016 MONTHLY MAGAZINE TECCI All Right Reserved.