#TECCI

2015年03月27日号 Vol.2

#ハーイ!こちらTECCI海外特派員!

2015年03月27日 10:08 by monthly_tecci
2015年03月27日 10:08 by monthly_tecci

クリスマスマーケット時期のハンブルグ市庁舎

創刊号は"ハーイ!こちら商品開発部" ですてきなグッズの提案をしていただきましたが、
今号では海外在住のファンからのレポートをお届けします。
初めての海外特派員レポートはドイツ在住のManna (@mana_fanks)さん Moin!(Hello!)
お住まいの街の事や、音楽、遠方ならではのファン事情をどうぞ!

名前:Manna

居住国:ドイツ
居住年数:8年
 
現地で流行っている音楽
日本のオリコン的なチャートがあるのかというのを8年以上住んで初めて調べてみましたが、ちゃんとありました。

http://www.mix1.de/charts/

こちらはあらゆるチャートが網羅されているサイトです。
現在アルバムの1位は先月公開になった映画のサントラ『Fifty Shades Of Grey』でシングルチャートの1位もそのサントラに含まれている曲のシングルです。
Ellie Gouldingの『 Love Me Like You Do』だそうです。


これは私の勝手な解釈ですが、ドイツの若者の娯楽(若者に限りませんが)としてクラブで踊ることは欠かせないので、やはり踊れる曲というのはよく聴かれているのではないかと思います。ホームパーティーでも大音量で音楽をかけてリビングが即席のクラブになるくらいですから。
また、イギリスやアメリカからの英語で歌われる音楽以外にドイツ語で歌われている曲も人気(ジャンルは様々です)でクラブでかかると全員で熱唱するというような曲があるのも興味深いです。話は逸れてしまいますが、そんな中でもドイツのiTunesでTM NETWORKの楽曲をDLできた時は嬉しかったですし、同時にもっと広まってくれれば良いのにと思いました。

海外のファンで大変なこと
●1回の遠征費用がバカにならない
通常の休暇で日本に帰国するのは年に1回で2週間程度のため、それ以外にライブに行きたいと思ったら弾丸ツアーをする以外に方法がありません。Incubation Periodの時はライブのために帰国しようとは考えず、兄に代わりにライブに行ってもらってチケットの半券やグッズ等を手に入れるので精一杯でしたが、Final Missionから弾丸ツアーでの帰国を始めました。

遠征費がバカにならないので、街中にあるアルスター湖をごらん下さい。

 

 

 

 

 

 
最初はライブが土日なら前後1日ずつ休みを取れば何とかなるかもしれないという思いつきからでした。その後、ウツの病気による延期があったりしてライブがあるうちに、観られるうちに行かなければ、30周年をできる限り見届けなければという勝手な使命感に燃えるようになりました。
ライブのチケットを確保する前に飛行機の予約をしないとどんどん高くなってしまうので、ツアー等の日程発表から各航空会社のサイトとのにらめっこが始まります。毎回破産すると言いながら、今度の横浜アリーナのための帰国で通算5回目の弾丸帰国となります。なるべく安いチケットを探して帰っているものの、飛行機代の合計金額は考えないことにしています。The beginning of the endの時は大阪公演、QUIT30の時は東京国際フォーラム公演というように、2日間の公演のために最低滞在日数で帰国するので同じツアーの複数公演に参加できないことが残念ではあります。

飛行機の合計金額を考える代わりに、街中にあるアルスター湖をごらん下さい。

 

 

 

 

 

 
●Youtubeなどで再生できない動画が多々ある
avexの公式などでPVが公開されてもこちらでは再生できないことが多いです。それは日本側による規制ではなくドイツの権利関係の問題なのですが、インターネットに国境があるのはとても悲しいです。ストリーミング配信が日本国内に限定されている場合も同様です。再生をクリックして「お住まいの国からはご覧になれません」という文章があらわれた時の脱力感たるや、本当にガックリきます。

    ガックリくる画面

●雑誌・FC会報・CDが手に入るのが発売日・発行日のだいぶ後
楽曲は配信があればリアルタイムで購入できますが、雑誌やFC会報・CD等を一時帰国時にまとめて持ち帰ることになるので一番読みたいと思っていた時のテンションが失われてしまっている場合もあり積読になってしまうことも。休暇からドイツに戻る時の荷物が必然的に多くなるので、持ち帰るのも一苦労です。同じく日本のTV番組の録画も大変です。実家に頼んだり、お友達のFANKSさんにお願いすることも多いです。

海外のファンでよかったこと
●日本に居る以上にFANKSさんたちの優しさにふれる機会が多い
海外に住んでいるファンということで何か直接的によかったと思ったことはなく、大変なことばかりたくさん書きましたが、その多くは日本のFANKSの皆さんのお陰で軽減されています。
情報の共有や色々な面で助けていただいています。SNSを通じて新たにFANKSさんと知り合う際に海外にいることで興味を持っていただくことがあるので「ツカミ」くらいにはなってくれます。今回このように月刊TECCIに寄稿させていただけることになって海外に住むファンでよかったなと、光栄に思っています。

うれしい時、ハーフェンシティ。
(日本で言う横浜の赤レンガ倉庫街のような場所)

 

 

 

 

 

小室さんにひとこと
ドイツに住んでからも小室さんの音楽が好きなこと、FANKSであることが変わることは全くありませんでした。これまで1度もホームシックにかかったことがないのも、小室さんの音楽がいつの時も心に寄り添ってくれているからだと思います。思うようにライブなどに行けないことが残念に思うことはありますが、これからもどこにいてもずっとファンですし、小室さんの新しい音をいつも楽しみにしています。小室さんの音楽に出逢えたことが私の幸せであり、私という人間を形成する大きな一部となっています。日本国外にも小室さんの音楽を愛するたくさんのファンがいることも忘れないでくださいね。ドイツにもぜひお越しください!

市庁舎前の広場に最も大きいマーケットが立ちます。小室さん、どうですか!

















 

 

 



SNSが発達して、私達編集部もMannaさんのような素敵な方に出会えて良かったです。小室さんがヨーロッパで活動する際は是非、密着レポートをお願い致します!

Tschuess!(Bye Bye)  (^^)/~~~

 

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