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2015年05月27日号 Vol.4

#ハーイ!こちらTECCI海外特派員!

2015年05月27日 07:04 by monthly_tecci
2015年05月27日 07:04 by monthly_tecci
隔月でお送りしています "ハーイ!こちら海外特派員!”
第2回目の海外特派員レポートはイギリス在住のCheb(@risochka)さんです!小室さんも一時期お住まいになり、音楽制作をしていた国。そして幾度となく訪れていらっしゃいますね。イギリスの魅力や海外在住のファン事情などを教えていただきました!
 
■名前:Cheb

■居住国:イギリス

■居住年数:14年

■海外のファンで大変なこと・よかったこと
ドイツのMannaさんも仰っていましたが、やはり1回の遠征費用がとんでもない金額になることですね。待てば待つほど航空券は高くなるので、ライブ日程の発表直後には超見切り発車でフライトを確保。だからライブチケットの当落発表日は緊張と不安がMAXでいてもたってもいられなくなります。さらに実家が地方都市なので日本国内の遠征費用もかさみますが、私も合計金額は考えないようにしています(笑)。とにかく、たとえ高額出費でもそれだけの、いえそれ以上の価値があるので有休さえ確保できれば何の迷いもありません。前進あるのみ!
ライブ帰国を始めたFinal Mission以降、幸いにも、見切り発車して購入した航空券が全く無駄になることはありませんでした。それでも毎回希望した全てのライブに当選するとは限りません。そんな時「海外からわざわざ来るのだから」とチケットを譲ってくださる優しいFANKSさん達には感謝してもしきれないです。
ライブチケットだけでなく、海外にいると疎くなりがちな最新情報を教えてくださったり、TV番組を録画してくださったり…こちらにいると不便な面もありますが、そんな不便さを気遣って救いの手を差し伸べてくれるたくさんのFANKSさん達に出会えて本当に幸運です。そして、日本に戻ればそうして仲良くなった皆さんと交流できるので、帰国の楽しみがグンと増えました。

■現地で流行っている音楽
音楽そのもの、というよりは別の切り口で。
ロンドンにはたくさんの劇場があり、オペラやバレエ、演劇、ミュージカルなどが毎日のように上演されています。地下鉄駅にもたくさん広告が出ているので、ロンドンを訪れたことがある方はどこかで目にしているのでは?
観劇といっても決して敷居は高くなく、映画を見に行くのと同じような感覚。チケットも高い席ばかりではなく日本円で1,000円以下の立見席まで種類が豊富なので、仕事帰りや週末に気軽に観劇する人は多いです。もちろん私もその一人。その中でもミュージカルは小室さんがロンドンに住んでいた頃に夢中になり、後のCAROLにつながったことはFANKSには有名ですよね。

 
「レ・ミゼラブル(Les Miserables)」
最長ロングラン記録を誇るロンドンミュージカルのド定番。
ロンドン初演は1985年…というと2ndアルバム『CHILDHOOD'S END』がリリースされた年!近年映画になって更に人気が出たようで、人気がないと容赦なく打ち切られて入れ替わりの激しいロンドンのウエスト・エンド(劇場が多いエリア)にあって終わる気配は全くありません。きっと永遠に続くでしょう。
 
 
「オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)」
3rdアルバム「GORILLA」がリリースされた1986年から続く、「レミゼ」に次ぐ長寿ミュージカル。「レミゼ」は数年前に劇場を移転しましたが、こちらはずっとピカデリーサーカス近くのHer Majesty's Theatreで上演されています。シャンデリアが落ちてくる演出などドラマチックでこれぞまさにシアトリカル!ちなみに今はエリザベス女王なので「女王陛下の劇場」という名前ですが、代替わりして国王の性別が変われば劇場名もHis Majesty's Theatreに変わります。
 
「ライオン・キング(The Lion King)」
同名ディズニー映画のミュージカル作品。ブロードウェイでの大ヒットを受けて1997年からロンドンでも上演されています。先日小室さんがロンドンでの自撮り姿を見せてくれたコヴェント・ガーデンの一角にあるLyceum Theatreで上演されています。

 
ちなみに、ミュージカルではありませんが同じウエスト・エンドの一角で今も上演されているアガサ・クリスティーの戯曲「The Mousetrap(ねずみ取り)」は初演がなんと1952年10月。もうすぐ63年になるロングラン記録はもちろんぶっちぎりで、ギネスブックにも登録されています。
こういった劇場のチケットは各劇場のボックスオフィスやインターネットで購入できます。また払い戻されたチケットを上演当日に格安で売り出す劇場も多く、うまくいけば良席を破格値で手に入れられることも。


■小室さんにひとこと
ロンドンに住む小室さんに憧れていた頃、まさか自分も将来そこに住むことになるなんて全く想像していませんでした。日本を離れてからもう20年近く経ちますが、世界中どこにいても、そして楽しい時も辛い時も、小室さんが紡ぎだす音が心の拠り所になってくれていました。私にとってはもう単なる好きな音楽というよりもライフワークのような感覚。遠いロンドンからですが、これからもずっとファンとしてついて行きます!
そして目下のテーマは海外での拡散活動。日本人外国人問わずあちこちで小室さんの音楽を宣伝しています(笑)。いつか小室さんがおっしゃっていた「音楽くらいはボーダーレスになってほしい」という言葉を噛み締めながら、一ファンとして微力ではありますがFANKS欧州支部の輪を広げていきたいと思います。


 ビックベンと国会議事堂。ロンドンといえば!の景色

小室さん自撮スポットとして有名?なコヴェント・ガーデン。
「ザ・ベストテン」の中継でTMがSEVEN DAYS WARを歌ったのもここでした。

コヴェント・ガーデン・ピアッツァ内にはマーケットやショップ、レストラン、カフェが立ち並び、地元の人達や観光客でいつも賑わっています。
 
テムズ川と観覧車ロンドン・アイ。大晦日のカウントダウンで花火が打ち上げられるのがここ。

バッキンガム宮殿。この日女王は不在のようでした(在宅時はユニオンジャックではなく王室旗が掲げられます)

 
バッキンガム宮殿とトラファルガー広場を結ぶ大通りザ・マル。国家行事のパレードが行われたり、ロンドンマラソンのゴール地点にもなります。

 
ザ・マルでは近くのホース・ガーズへ向かう騎馬衛兵に遭遇することも。


 
トラファルガー広場とナショナル・ギャラリー。ロンドンの美術館・博物館では常設展は大抵無料なので、時間つぶしにふらっと立ち寄って芸術鑑賞できるのが魅力。

トラファルガー広場のネルソン記念柱。日本橋三越本店のライオン像は、実はこの足元の4頭のライオン像がモデルになっています。
 
 
Chebさん、素敵なお写真とスポット紹介までいただきありがとうございました。歴史ある建物や文化が身近に感じられて素敵な街ですね。編集部一同ロンドンに行きたくなりました!またぜひ情報を教えてくださいね。

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