海外からの「こむ活」レポートをお届けする「ハーイ!こちら海外特派員」リターンズ!
世界中を旅する小室さんファン kom 世界ふらり旅 さんから、10月25日に開催された「小室哲哉 上海ピアノコンサート」のレポートをいただきました!今回は特別編として、どのメディアよりも詳しい大変貴重なレポートをお届けいたします。
世界中を旅する小室さんファン kom 世界ふらり旅 さんから、10月25日に開催された「小室哲哉 上海ピアノコンサート」のレポートをいただきました!今回は特別編として、どのメディアよりも詳しい大変貴重なレポートをお届けいたします。
小室さんを拝みに!上海ピアノコンサートへ行って参りました!ちょうど次なる旅で東チベットへ行きたいと思っていたので(無理くり)ルートに上海を入れ込みました。かつて、パンパシフィックツアー等の海外公演は、まだ一人で海外へ行ける年齢ではなかった為、いつか小室さんを海外で!と思っていたので、これは行くっきゃない!と参戦を決めました。
当日は小室さんを迎え入れるかのようにいい天気。会場外には小室さんの公演告知パネルが2つ!会場内にも小室さんのヒストリーが書かれたボードが!余白に一言メッセージどうぞとスタッフの方にペンを渡され、はい、もちろん気持ちを綴ってきました(笑)
2,000人程入るホールは満席!撮影、録音禁止とモニターで喚起しているにも関わらず、まー、みんなスマホいじってます(苦笑)公演中スタッフも注意を促すも軽くもぐら叩き状態でした…。夜は在住の日本人と思われる方もちらほら、全体的に落ち着いた客層に見えました。
会場の上海戯劇学院学園劇院(アカデミーシアター)
会場外の告知パネル
小室さんの経歴が書かれた大きなボードも
ペンを渡されメッセージをひとこと
客席の様子 大きなモニターもある
開演時間をまわり、ステージ両脇に設置されたモニターにglobe「GET WILD」のPVが流れ始めました!映像はglobeの色々なPVがミックスされており、手掛けたアーティスト名や楽曲名も入れ込まれた凝ったものでした。
それが終わると司会者より「カリスマプロデューサー小室哲哉さんの登場です!」と紹介され、小室さんが登場!!会場からは大きな拍手と歓声が!!小室さん、司会の通訳さん、中国人クリエーターの女性と3人で40分ほどトーク。内容は、安室奈美恵さんとの出会いと「CAN YOU CELEBRATE ?」の制作エピソード、globeの由来など。途中、globeの府中の森芸術劇場で行われた公開録音の映像から「SaYoNaRa」が流れました。司会の方が小室さんのことを「小室先生」と呼んでいたのが印象的でした。小室さんは終始リラックス、にこやかにお話しされていました。機材セッティングの合間にはglobeのライブ映像が7曲ほど流れ、最後は「globe 20th Anniversary」の文字がドーンと!
再び幕が開き、真ん中に小室さんとピアノ、右手側にはギターの葛城哲哉さんがスタンバイ。チャーチャーン ンチャラララ~♪「DEPARTURES」ピアノの音が響きわたり、会場は小室ワールドへ引き込まれていきます。前半は切なさを感じるピアノで始まり、シンセと連動させたストリングスが響き、そこに葛城さんがアコギの音を重ねてゆき、後半のサビではコードバッキングで小室さんも力強い演奏を見せてくれました。
続いて「初のヒット曲です。聴いてください」と説明を挟み「My Revolution」。シンセのストリングスで始まりそのままピアノへ。2人の演奏には哀愁が漂い、しんみりとした空間に。「BOY MEETS GIRL」ではシンセの(globe Remode1「Shine on you」のイントロと同音色)ポップな感じで始まり、「CAN YOU CELEBRATE ?」ではメロディーを弾いた途端に「お~!!!(拍手!)」と大きな歓声が!さすが中国での人気の高さを物語っています。今回の「DEPARTURES」といい、97年のglobe@4_domesツアーを彷彿させるような、身を乗り出してガンガン弾く姿がとてもカッコよかったです。
ここからは小室さん一人でピアノ。「Feel Like dance」今にもGIVE YOUが始まりそうな、KEIKOの声が「はぁあぁ~♪」と聴こえてきそうな、勝手に脳内再生し涙腺が緩くなりかけました。「I'm Proud」と「I BELIEVE」は久しぶりに聴きましたが、ピアノの音色が似合う曲ですね。「Love again」ではシンセでリズムを鳴らし、それに合わせてピアノでメロディーを乗せていきます。小室さんもどんどんノッてゆき、一瞬ここがクラブかのような、とても気持ちのいいビートに会場が包まれます。「SWEET 19 BLUES」ではシンセでエレキピアノの音色からのピアノと変化をつけていきます。
その後、葛城さんが一人でアコギを。アルペジオ奏法で「恋しさと せつなさと 心強さと」「TIME TO COUNT DOWN」クラシックを聴いているかのような心地のいい音でした。
夜の部では「WOW WAR TONIGHT」も!ノッてきた小室さん、客席に向かって手拍子を煽ります。そのまま「GET WILD」へ。サビでは会場もヒートアップ!手拍子もどんどん強くなっていき、間奏やアウトロではシンセをギュインギュインいわせていました。
そして「Last song"Precious Memories”」と紹介し、最後の曲へ。他の曲以上に小室さんの気持ちが音に入り込み、大切に弾いている感じが伝わってきました。きっと小室さんの頭の中にはKEIKOさんの声が響いているのだろう・・・と。1時間ちょっとの演奏、あっという間でしたが、美しい旋律の数々に本当にうっとりしてしまいました。いつにもまして神がかった演奏!力強さと繊細さを感じ、一音一音がはっきり聴こえ、KAWAIのピアノだからでしょうか?いつもより重みのある深い音に聴こえました。
葛城さんのアコギの演奏も、とても素敵な音を奏でていました。小室さんの自由な演奏にも、臨機応変に対応し、息の合った演奏を見せてくれました。これも長年の付き合いだからこそ出来る技なんだと思います。日本でのピアノコンサートのような即興性よりも1曲1曲を丁寧に、音色もピアノを前面に出しているような印象を受けました。
今回のチケット。1元=20円とすると約17,600円でしょうか。
おみやげ?紙袋がついていました。
中身はパンフレットとティッシュのようです。
パンフレットを開くとこんな感じです。
最後にキュンとした場面をいくつか…
白シャツからお腹丸見え♡ごちそうさまです(笑)
テヘペロ!?
ネットニュースでも見かけましたが「最後の曲で指がつってしまいました~」とクールに話していたかのようですが、実際は司会の方が締めの言葉を述べようとしていたところ、何か言いたそうにマイクに近寄り「最後の曲で指つっちゃいました♪」テヘペロ♪みたいな可愛いことになっていました(笑)
クラブイベント、ピアノコンサートと初めて異国で見る小室さん。環境が違っても、いつもと変わらぬ立ち振る舞い、そして演奏。しかしそこには、確かなスター性を感じずにはいられませんでした。上海のファンに囲まれている小室さん、とても微笑ましい光景でした。日本だけでなく、海外にも小室さんの音を求めている人がいる。これを機に、再び世界へ羽ばたいて欲しいな・・・と密かに思いました。
公演中の写真撮影は禁止でした。雰囲気はネットニュースなどであがっていますのでご確認下さい♪
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「小室哲哉2015中国行 音楽の旅」
2015年10月25日(日) 昼14:00開演/夜18:30開演
上海戯劇学院学園劇院(アカデミーシアター)
使用機材
ピアノ KAWAI Shigeru Kawaiシリーズ
ピアノ上にシンセ1台 Roland JD-XA
左手側にMacモニター1台
◆小室さんwith葛城哲哉さん アコギ
DEPARTURES / globe
My Revolution / 渡辺美里
BOY MEETS GIRL / trf
CAN YOU CELEBRATE ? / 安室奈美恵
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◆小室さん ピアノソロ演奏
Feel Like dance / globe
I'm Proud / 華原朋美
Love again / globe
I BELIEVE / 華原朋美
SWEET 19 BLUES / 安室奈美恵
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◆葛城さん ギターソロ
恋しさと せつなさと 心強さと / 篠原涼子 with t. komuro
TIME TO COUNT DOWN / TMN
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◆小室さんwith葛城さん アコギ
CAROL / TM NETWORK
GET WILD / TM NETWORK
Precious Memories / globe
kom/こみ
komさん!会場の雰囲気が伝わる臨場感あふれる丁寧なレポート、お写真を今回もありがとうございました!セットリストや使用機材まで細かくお伝えいただきました。SNSの目覚ましい発達で海外からも瞬時に様子が伝わる時代になりましたが、その場ならではの心温まるエピソードを知ることができてとてもうれしいです!
最近の小室さんは本当に海外でのお仕事が増えていますよね。更なるご活躍がとても楽しみです♪
komさん、お気をつけて、すてきな旅を続けてください!
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